自由が丘|峯レディースクリニック|不育症のリスク因子と検査

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不育症のリスク因子と対応検査について

不育症のご夫婦には、流産リスクを高める因子をお持ちの方がいます。
リスク因子のスクリーニングを行い、次回の妊娠に万全の体制を備えることが治療のファーストステップとなります。

検査には保険が適応される項目もありますが、自費診療となる項目もあります。
健康診断などで1年以内の検査結果をお持ちの場合は初診時にご持参ください。検査項目を検討いたします。
なお、後日ご持参いただきましても対応できない事がございますのでご注意ください。

以下にリスク因子と対応する検査を紹介いたします。

内分泌異常

糖尿病や甲状腺機能異常などの内分泌異常は流産や不育症に関連すると言われています。
特に甲状腺機能低下症の方が流産となる確率は高いことが報告されており、早産、死産、妊娠高血圧症候群などの原因となるとも報告されております。
血液検査で内分泌異常は検査することができます。内分泌異常を妊娠前に十分にコントロールをすることで流産を防ぐことができますので、異常が認められた場合は内分泌疾患の専門機関にご紹介します。コントロールを徹底し、それから妊娠に臨むようにしましょう。

子宮形態異常

中隔子宮や双角子宮などの生まれつきの形態異常や、子宮粘膜下筋腫などによる子宮内腔の圧迫は不育症のリスク因子となります。特に中隔子宮は初期流産との関連が深く流早産のリスクが2.8倍以上高まると言われております。
当院では超音波検査や子宮鏡検査で子宮形態異常の検査を行っております。子宮形態異常や子宮粘膜下が発見された場合は、手術を行うか検討をいたします。中隔子宮や子宮粘膜下筋腫はより低侵襲な子宮鏡下手術が行われることが多くなってきました。

抗リン脂質抗体・血液凝固異常

抗体は、有害な異物や細菌、ウイルスに対して作られ、体を防御する免疫機能の一つで す。抗リン脂質抗体は細胞の表面にあるリン脂質に対する自己抗体の一種です。自己抗体とは自分自身の細胞や組織に対して作られる抗体です。自己抗体がつくられると、自分の体に向かって攻撃をすることがあり、自己免疫疾患の原因となります。抗リン脂質抗体には抗カルジオリピン抗体やループスアンチコアグラント、抗PE(フォスファチジルエタノールアミン)抗体などがあります。

血液凝固異常とは、血小板の異常や血液を固まらせるタンパク質の異常などによって起こり、止血が難しい出血傾向と、血液が固まりやすい血栓生成傾向があります。不育症に関連する血液凝固異常には第Ⅻ因子欠乏、プロテインS欠乏、プロテインC欠乏などがあります。抗リン脂質抗体ともに血液検査で調べることができ、これらの異常があると血栓形成傾向が起きることが知られております。血栓形成傾向が起きると、胎盤に起こった血栓が要因となって、胎児への血流が滞り、十分な酸素と栄養が供給されず、不育症、早産、胎児発育不全、妊娠高血圧症候群などを引き起こすことが知られております。また、最近の研究では抗リン脂質抗体は血栓を引き起こすだけではなく、胎嚢のまわりに炎症を引き起こし、その結果、流産を引き起こすことも知られてきました。
血液凝固異常と抗リン脂質抗体検査には保険適応とならない項目が多くあります。自費項目の検査に32000円(税別)かかります。

夫婦染色体構造異常

ヒトの体はたくさんの細胞からなっています。細胞の中には核という部分があり、その中には遺伝情報が入っています。染色体とは、その遺伝情報が乗っている構造体です。ヒトの染色体は46本あり、父親と母親から23本ずつ受け継いだものです。

不育症のご夫婦の染色体を調べると、およそ2~7%のご夫婦に染色体の変化が認められます。多くは、均衡型転座、ロバートソン転座といわれる、染色体の位置に変化を認める転座保因者の方々です。染色体に過不足がないので、生活や健康などには全く支障はありませんが、精子や卵子の一部に染色体の過不足を認めます。このような精子や卵子は受精しても育たないことが多く、ほとんどが流産となります。

本検査は血液検査でご夫婦の染色体を検査します。スクリーニング検査に保険は適応されません。おひとり30000円(税別)の費用がかかります。

その他の自費検査(税別)

肝機能・腎機能(900円)

妊娠に向けての簡単な健康チェックとなります。

クラミジア抗体検査(3,800円)

クラミジア感染の有無を採血します。クラミジアは卵管の癒着を引き起こし、不妊症や異所性妊娠(子宮外妊娠)のリスクとなります。産道感染により赤ちゃんに感染することもありますので妊娠前に検査いたしましょう

感染症検査(8,000円)

B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVを検査します。妊娠前に判断することにより先に加療することができます。

風疹抗体測定(2,000円)

妊娠中に罹患すると赤ちゃんに先天性風疹症候群をおこすことがあります。風疹抗体価を測定することで風疹への抵抗力がわかります。抵抗力が低い場合は風疹予防注射を打つことができます。ただし生ワクチンのため2ヶ月の避妊が必要となります。

子宮頸部細胞診(4,000円)

子宮頸がんの検査です。検査歴のある方はお申し出ください。

クリニック概要

医院名 峯レディースクリニック
住所 東京都目黒区自由が丘2-10-4 ミルシェ自由が丘4F
アクセス 東急東横線、大井町線「自由が丘駅」徒歩30秒
電話番号 03-5731-8161(予約制)
最寄り駅 不妊症治療、不育症治療、ブライダルチェック、子宮がん検診

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当院は不妊・不育治療のクリニックですので、お子様同伴でのご来院はご遠慮願っております。

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